Backup to VHD

2008-11-09

検証などでサーバをバックアップしたファイルをもとに Hyper-V に移行したいときに
Hyper-V 上でリストアなどをするという手が一般的ですが
True Image Echo にはバックアップを直接 VHD に変換する機能が付いています

VHD (Virtual PC / Hyper-V) だけでなく、VMware, ESX Server などの仮想ディスクへ
バックアップイメージを直接変換できるので、Hyper-V 環境で遊ぶ時には結構重宝したりします

Acronis Universal Restore
http://www.cham-reo.com/Blog/post/2008/08/13/Acronis-Universal-Restore.aspx
Acronis True Image Echo Enterprise Server
http://www.cham-reo.com/Blog/post/2008/08/07/Acronis-True-Image-Echo-Enterpise-Server.aspx

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Web Server および Web Site のパフォーマンスをはかるときに
大量の負荷をかけるロードテストなどは一般的かと思います

しかし実際の Web Site 閲覧のパフォーマンスはそれだけでは決まりません
さまざまなイメージやスタイルシート、スクリプトファイルなどの読み込みによって
ユーザの体感時間が大きく変わってきます

それを分析する HttpWatch がかなり強力なツールとして使えます
これはブラウザにプラグインするツールなのですが、なんとミリセカンド単位で
各オブジェクトのロードタイムなどを計測して極めてわかりやすいインターフェースで
リアルタイムに表示してくれます

操作はとてつもなく簡単で、レコードボタンを押して対象のページを開くだけです
ひとつのページだけでなく複数のページも、ページを移動しながら一度に計測可能
そしてまさかの HTTPS 対応

どんなファイルがロードされているのか、そのファイルをロードする待ち時間の内訳はどんなものだったのか、
さらにはデバッグ等にも役に立つヘッダ情報の一覧や、gzip 圧縮の確認などもできる ストリーム の情報など
ありとあらゆる情報を一度に集められます

そして小技が効いているのがレポートの保存機能で
計測したデータをcsvなどに保存できるだけでなく
ログファイルとしてあとから HttpWatch で再表示できるようにしたり
Excel に見習ってほしいくらいの見やすい印刷機能まであったりします

Web 開発をする方には必携のツールではないでしょうか

HttpWatch
http://www.httpwatch.com/

 

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hp ProLiant Server Series で BIOS の書き換え等に失敗しても
基本的にはリカバリ用にバックアップの BIOS が存在するために
一度の書き換え失敗でサーバが起動しなくなる危険は少なくなっています

しかし何らかの影響によってプライマリとバックアップ両方のBIOSが飛んだ場合には
当然のことながらサーバを起動することができくなってしまいます

このときには、サーバを起動するとビープ音が 長く1回 短く2回 鳴る状態になります
この状態になった場合でも、ProLiant には BIOS 復旧用のディザスタリカバリモードが用意されています

これは完全にBIOSが飛んだ状態でも、FDDがBIOSを読み込んで復旧してくれる最後の機能になります
ディザスタリカバリモードを使うには、まずはそのサーバ機のBIOS (ROMPaq) を hp のサイトからダウンロードし、
その ROMPaq に含まれている BIOS アップデート用のフロッピーディスク作成コマンドでアップデート用の FD を作成します

続いてサーバに USB-FDD などをつなぎアップデート用の FD を挿入します
その状態でサーバを起動すると FD を読みに行って BIOS の復旧が始ります

この復旧中、時折 FDD にアクセスがある以外はまったく反応がないためかなり不安になりますが
忍耐で30分ほど待っていると "ぴろりん" と徐々に音が高くなるビープ音が鳴って復旧の終了を教えてくれます

あとは FDD を外してサーバを再起動すれば無事に BIOS がリカバリされて hp のロゴが表示され起動するはずです

hp ProLiant Firmware Maintenance CD ユーザガイド
http://h50146.www5.hp.com/lib/products/servers/proliant/manuals/447788-195-j.pdf

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System Center Virtual Machine Manager 2008 と System Center Configuration Manager 2007 R2 の日本語版が一般リリースされたとのこと

これで Windows Server 2008 ベースの環境で
System Center から Hyper-V の仮想環境をいろいろいじれるように

無駄に配信しまくったりしたい今日この頃(ぉぃ

http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3575

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IPMI RMCP

2008-10-30

IPMI (Intelligent Platform Management Interface) を使って
サーバの物理ハードウェア管理をリモートから行うツールでも作ろうかと
RMCP+ (Remote Management Control Protocol+) を調べてみました

さすがに簡単なプロトコルではなく SNMP のようにはいかないらしい...
セッションレスもサポートされるようになってきているらしいですが
ちゃんと認証などがあるので UDP でもかなり重いプロトコルの模様

セッションシーケンスの管理とかまで実装するのは...うーむ

http://www.intel.com/design/servers/ipmi/

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前回は True Image Echo の紹介でしたが
これと組み合わせて大変素晴らしく便利に使える
Acronis Universal Restore というオプションを紹介します

Acronis Universal Restore
http://www.acronis.com/enterprise/products/ATIES/universal-restore.html

この Universal Restore は True Image Echo にアドオンするオプションなのですが
これを使うとバックアップを取ったイメージをリストアする際に
まったく違うハードウェア環境へも簡単にリストアできるようになります

通常はバックアップを取った環境と違うハードウェアにリストアしてしまうと
ドライバがなくてハードディスクが見えなくなって起動できなかったりと
いろいろな障害が発生して同じハードウェアでないとリストアができないことが多々発生します

この Universal Restore はあらかじめリストア後の環境で利用するドライバ等を指定することで
イメージのリストア後に指定したドライバを自動的に組み込むことで
まったく違う環境でもそのままリストアして起動することができるようになります

新しいハードウェアに移行したいときは、テンポラリでOSと True Image Echo + Universal Restore を入れて
その環境から別の環境でバックアップしたイメージを復元、その際に Universal Restore に新しいハードウェア用のドライバを指定すれば
物理ハードウェアの移行が非常に簡単になります
テンポラリの環境を作らず、Acronis のブータブルCD等でも使えるそうです。

Acronis True Image Echo Enterprise Server
http://www.cham-reo.com/Blog/post/2008/08/07/Acronis-True-Image-Echo-Enterpise-Server.aspx

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Windows Server にはバックアップツールが付属しているのですが
物理サーバにインストールされているインスタンスのバックアップを
そのまま Hyper-V 上にリカバリしてもディスクコントローラ等のドライバの関係で
リカバリが終わった後に起動しなくなってしまったりします

そこでなにかよいツールはないかと探したら発見しました
Acronis
http://www.acronis.com
Acronis True Image Echo Enterprise Server - Free Trial
http://www.acronis.com/enterprise/products/ATIES/

これはエンタープライズ向けのイメージベースのバックアップツールなのですが
数々のかゆい所に手が届くような機能が満載されています

OSが起動した状態でのイメージバックアップが可能なのはもちろんのこと
マルチボリュームのサポート、バックアップのリアルタイム圧縮や暗号化、スケジューリング、
さらには Dynamic Disk までもサポートしています

またバックアップデータをそのまま VHD に変換する機能や、ノートPC等によくあるリカバリ用パーティションの作成機能、
リカバリ用のブータブルCD作成機能など、さまざまなツールを使い分けなくとも
この True Image Echo だけで全部済んでしまいます
もちろんエンタープライズ向けなので、リモート管理やバックアップイメージの集中管理も対応

これはかなーり使えるツールのリスト入りです
Free Trial もあるのですぐに試すこともできますし
製品の価格自体もエンタープライズ向けエディションでも $999- とかなりお得感があります

ちなみに日本にも販売代理店があるようです
RUNEXY
http://www.runexy.co.jp/

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