最後にデベロッパーマーケティング 田中さんから "可能性を実現させるために" というセッションがありました。

まず、なぜStudent Dayを開催したかの説明があり、現在の日本はアメリカに次いで2位といえる実力をソフトウェアに持っているが、これから中国やインドがすごくのびてくる。そこで学生の皆さんにPCやプログラムのすばらしさを知ってほしい、そして日本のIT業界の未来のために開催したということです。

次にそもそも可能性とは何か、それは自分の持つ能力であり、可能性は自分で広げることができる。そのためにもいろいろな分野で高いレベルに挑戦してほしいと。

ここですでに活躍している学生として、SoftEtherを開発した登 大遊さんが登場。4/1に ソフトイーサ株式会社を設立することを発表。実際のプログラミングについて、偏見を捨てて一度プログラミングを試してほしい、と。

また、実際のコードの紹介として、Outlook の Home Style + に搭載されている似顔絵機能が紹介され、この機能の実際のコードが簡単に紹介されました。

まとめとして、可能性を実現させるためにあらゆるものにチャレンジしてほしい、Programming, Music, Graphic, Game, Website などどんなものでも。いますべきこととして、常にアンテナを張りトレンドを知り、知識だけでなく活用できる実力をもつ、コミュニティーへ積極的参加し自分の実力を試し向上させる、というメッセージがありました。可能性は広げることができる、可能性は生まれもってきたものではなく、自分で作り出せる。未知の分野・新しいレベルへ挑戦してほしい。

このStudent Dayは2003/9/10に企画しようやく実現した。夢は日本のIT業界を強くしたい。そのために学生に力になってほしい。Imagine Cup は日本の実力を試せる機会。ぜひ2年に1度は優勝できるようにしたい。そして5年以内に東京ドームで開催するようなイベントにしたい。
そのためにもぜひみなさんに協力したほしい、という言葉でStudent Dayが締めくくられました。

なお来年も The Student Day 2005 が開催される予定とのことです。
まさに Your potential. Our passion. なイベントでした。

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