私が IPv6 を使い始めたのは 2000年頃 からだと思うのですが
当時は C++ で Winsock を直接使わないと IPv6 対応アプリを作れなくて
まったく C++ が使えないのに無理やり Winsock を使おうなんて
かなり無茶なこともしてた(もちろん動きませんでしたが)のですが
最近は Windows XP と .NET Framework v1.1 のおかげで
C#/VB.NET などから強烈簡単に IPv6 アプリを作れるようになっています
# IPv6 アプリ作成 HowTo - http://www.exconn.net/Forums/ShowPost.aspx?PostID=126

...でそんな簡単に IPv4 + IPv6 対応なアプリが作れるのに
なぜか IPv6 対応アプリがなかなか増えないというのは
いったい ど~ゆ~ことなんだ~ な感じがしないでもないです

とりあえず問題点として考えられるのは

  • IPv6 接続環境がなかなか手に入りにくい or わかりにくい
    • 1万円ブロードバンドルータを使ってると結構厳しい...
    • ちなみに日本製なYAMAHAのルータがIPv6対応なので買いましょう(SIP/IP電話対応だし)
  • 入力用コントロールで IPv4 アドレスのチェックは簡単でも IPv6 アドレスのチェックは難しいので対応したくない
  • Peer to Peer とか IPv6 っぽいアプリじゃないから対応しなくてもいいと思い込んでしまっている
  • 日本語での体験談や資料が少なくて実感がわかない
    • 私がもっと色々書くべきところですね...
    • ていうか日本人が書いた文書なのに英語しかないと悲しいですな
  • サポートへの問い合わせが大変になるからやりたくない
  • IPv6 だから IPSec も使わないといけないという勘違い
  • 利用環境への IPv6 スタック のインストールがインストーラでできないからイヤ
  • IPv6 に対応すると IPv4 環境で使えなくなると心配してしまっている
  • そもそも Microsoft 系 Developer の人たちはネットワークにあまり興味がなぃ...? X(
  • ていうか IPv6 否定論者ですとか

という感じで適当に考えてみたのですが
皆さんの意見などを聞かせてもらえるとうれしいです

他の環境との比較 (C++/Java/UNIX etc) でもいいですし
IPv6 対応やってるよ~という事でもいいのですが...

ちなみに私の場合は .NET Framework v1.1 + C# ですが
HowTo でも書いたとおりかなり簡単に IPv6 対応にできます
# というか簡単なアプリなら app.config に1行書くだけなんですょ

参考
eXConn - http://www.exconn.net/Forums/ShowPost.aspx?PostID=237

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