# また暴走しました(笑)

IPv6アプリの開発を増やすために答える必要がありそうなものリストを作ってみました
こんなところから攻めていってみようかと...
ほかにもまだまだありそうなのでツッコミはどんなものでも大募集ですはぃ

  1. IPv6対応アプリケーションとはなにか
    1. そもそもIPv6とは何なのか
      • IPv4とIPv6は何が違うのか
      • それはどれほどの大きな違いがあるのかそれともないのか
    2. アプリケーションがIPv6に対応するとはどういうことなのか
      • IPv6アプリの特徴はなにか
      • IPv4通信しか利用しなくてもIPv6アプリとなりえるのか
      • IPv6へ対応するとどのようなメリットがあるのか
      • IPv6へ対応するだけでメリットを受けられるのか
      • その場合のメリットはなにか
      • それ以上のメリットを引き出すために必要な事はあるのか
  2. IPv6アプリ開発を推薦するうえで足りないものはなにか
    1. アプリ開発環境の現状
      • ネットワークインフラはどうか
      • 開発ツールはどうか
      • 利用環境はどうか
      • サーバはどうか
      • クライアントはどうか
    2. アプリ開発は難しいのか
      • 簡単に開発できるならなぜアプリが増えないのか
      • なぜその開発方法の情報が広まらないのか
    3. なぜIPv6への関心が高まらないのか
      • 冷蔵庫以外にIPv6のデモはできないのか
      • もっと身近なアプリをIPv6にできないのか
  3. IPv6アプリ開発を推薦するにはなにが必要なのか
    1. 開発環境は十分に整っているのか
      1. 開発への最初の足がかりとして適切なものはなにか
        • 新しいアプリケーション開発なのか
        • 既存アプリケーションの移行なのか
    2. IPv4との協調は難しいのか
      1. IPv6を導入して問題は発生しないのか
        • 問題が発生するとしたらどのような問題か
        • その問題はどう対処すればよいのか
        • 問題を事前に予防するにはどうすればよいのか
    3. モチベーションをあげるにはどうすればいいのか
      • アプリ開発のモチベーションはなにか
      • 自己満足のため?
      • 知名度アップのため?
      • 注目を浴びるにはどうすればいいか
  4. IPv6対応アプリケーションを作る
    1. IPv4とIPv6アプリの違いは?
    2. IPv4からIPv6へ頭を切り替える方法は
    3. IPv4からIPv6アプリへ変換する方法は?
    4. ユーザインターフェイスはどうすればいいのか
      • アドレス入力は定型的な入力に制限するのか
      • それとも自由なフォーマットを許容するのか
    5. サーバのセキュリティはどうすればいいのか

参考
http://cham-reo.com/blog/archive/2004/01/05/686.aspx

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Comments

 難しい所だけど、IPv6 アプリケーションのインフラ、特にDNSとかDHCPのIPv6対応がインストールベースで膨らんでこないんだよね。

 対応DNSも対応DHCPもあるってのは解ってるんだけど。



 IPv6で動かしたいアプリが無いからインフラが対応しないのか、逆にインフラが無いからアプリが出ないのか。



 消極連鎖が切れるのを待っているって状況かな。


          

いつもどうもありがとうございます

色々書いていただいて大感謝です



念のため最初に確認しておきたいのですが

対応DNS/DHCPというとIPv6プロトコルでやり取りするサービス...ということですか?



おそらくご存知とは思いますがIPv6には自動構成機能があるので

IPv6アドレス割り当て(プライベート/グローバルともに)を行うために

IPv4のようにDHCPが必要になることはありません



IPv6アプリでFQDNを利用してどこにアクセスしたいというだけなら

必ずしもIPv6なDNSは必要なくIPv4のDNSを利用して名前解決ができるので

本当にDNSが問題なの?というところが私の考えです

# IPv4でDNSクエリができればよいのでIPv6を意識したDHCPも必要ない



ただしIPv4がまったく利用できないホストでこそIPv6を導入して

自動構成を利用したPnPですぐに通信ができるようにしたいということならば

IPv6プロトコルを話すDNSが必要という考えももっともです



この辺りの誤解が敷居の高さでしょうか?



私は現状でそのようなIPv6専用アプリの開発というのは多くなくて

まずはIPv4とIPv6のどちらでも通信できるアプリが開発されると思っていますが

両対応ではなくIPv6専用と割り切ったアプリ開発が

実は理解も簡単で魅力的でしょうか?



どちらでも使えるシームレスな対応よりも

IPv4専用/IPv6専用といった2エディションが用意されている方が

開発する方にも利用する方にも分かりやすいという可能性があるでしょうか?

# テストも容易になる?
          

 ん?

 IPv6って名前解決必要だよねぇ(そこ間違ってる?>俺)

 名前解決がIPv6でできないと結局IPv4で通信するんでない?

 IPv6のネットワークを管理するには何をするんだろう。



>IPv6アプリでFQDNを利用してどこにアクセスしたいというだけなら

>必ずしもIPv6なDNSは必要なくIPv4のDNSを利用して名前解決ができるので

>本当にDNSが問題なの?というところが私の考えです

># IPv4でDNSクエリができればよいのでIPv6を意識したDHCPも必要ない



 逆説的には外に行くときは IPv4 になってしまうので、イントラで動くIPv6を必要とするアプリが無いと、内部ネットワークもIPv4で十分になってしまうのよね。

 企業ネットワークの中で暮らしていると、管理者がOKといわない事はできないし、やるとしたらおおごとになってしまうのが問題かなぁ。

 個人ベースのLANでWindows XP同士をIPv6で通信させてもIPv6ならではのメリットが有れば別なんだけど…


          

はいIPv6でも名前解決は必要です



ただFQDNをIPv6アドレスに正引きする場合にDNSとIPv6で通信する必要はありません

IPv4でDNSと通信してもIPv6アドレスに名前解決することができます



IPv4の世界では名前解決にAレコードを利用しますが

IPv6の名前解決にはAAAAレコード(Aの4乗という意味か)を利用します



システムにIPv6スタックがインストールされると

IPv4通信でも、なにかの名前解決をするときには、まずAAAAレコードがクエリされ

その後で通常のAレコードがクエリされます

そのためDNSとIPv4で通信していても、FQDNに対応するIPv6アドレスの情報を実は取得しています



IPv6が有効な .NET Framework で System.Net.Dns.Resolve("www.v6pc.jp") を実行すると

結果として返ってきた IPHostEntry オブジェクトの AddressList 配列には

最初の [0] にIPv6アドレスが格納され [1] にIPv4アドレスが格納されています

いつも [0] を利用するプログラミングをしているとIPv6通信をすることになりますね

# ちなみにIPv6アドレスがなければ配列にはIPv4アドレスだけ、もしくはその反対となります



で、

IPv4でも十分では?というところが問題なんですよね

ここをどうIPv6もいいじゃん!と変えていけるかというか...

ただプライベートIPv4アドレスのLAN内固定IPというのは実現できるし...



IPv6ならでは!な物を作れるかどうかが問題ですが

その"ならでは"にこだわる必要があるの?

両方使えればもっといいじゃん...という気持ちもあるしなんとも難しいんですよね

ここを何とかしないとダメだとは思ってるのですけど
          

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