eMobile D01NE を英語版OSで使おうと思ったら
まさかのインストーラが言語が違うと拒否するという...

ドライバは拒否してインストールされないのですが
ユーティリティ自体はイントールされた状態で終了します
なんというお粗末な...orz

仕方がないのでドライバファイルを直接抽出しました
主な手順は以下の通り

  1. D01NE のユーティリティをインストールする
  2. ドライバのインストールでエラーが出るが無視
  3. おとなしく再起動
  4. Program Files に D01NE のユーティリティフォルダができているのでエクスプローラ等で閲覧
  5. "D01NE_ModemSetup.exe" という自己解凍式ZIPがある
  6. この ZIP を自己解凍式ZIPに対応した展開ソフトで開き、解凍する
    1. 私の場合は LHMelt でオープン
    2. 圧縮ファイルの中に .inf や .sys があるので、適当なフォルダに展開
  7. デバイスマネージャを開く
  8. D01NE をPCMCIAに挿入すると、ドライバがないというエラーで、デバイスマネージャに表示される
  9. D01NE を右クリックし、ドライバの更新を選択する
  10. ドライバの読み込み先として、先ほどファイルを解凍した先を選択する
  11. .inf 等が読み込まれ、ドライバがインストールされる

以上で、日本語版のOSでなくとも問題なく D01NE を利用できるようになります

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Windows Server 2008 および Windows Vista では Server Message Block (SMB) v2.0 が採用されています

SMB 2.0 では I/O pipelining が実装されるなどによって
これまで ftp などに比べてファイル転送がかなり遅かったのが解消し
単純にエクスプローラでファイルをドラッグアンドドロップなどしてコピーを行っても
GbE であれば数百 Mbps レベルのスループットが出るようになりました

これらのカーネルに近いレベルでの変更について
下記のサイトに紹介がありましたのでリンクを張っておきます

Whereas SMB 1.0 issued I/Os for a single file sequentially, SMB 2.0 implements I/O pipelining, allowing it to issue multiple concurrent I/Os for the same file. It measures the amount of server memory used by a client for outstanding I/Os to determine how deeply to pipeline.

Inside Windows Server 2008 Kernel Changes
http://technet.microsoft.com/en-us/magazine/cc194386.aspx

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Windows Server 2008 を既存の Active Directory に追加しようとした時に
Active Directory のスキーマを更新する必要がある場合があります

その場合には、Windows Server 2008 のインストールメディアにある adprep を
既存のドメインコントローラで実行して、スキーマを更新します

Active Directory のスキーマ マスタになっている既存のドメインコントローラで、
権限のあるアカウントを使用して、Windows Server 2008 インストールメディアの /sources/adprep/ にある
adprep.exe をコマンドプロンプトから実行します

> adprep /forepstPrep

これでフォレストのスキーマを更新できます

同様にドメインの更新には

> adprep /domainPrep
> adprep /domainPrep /gpprep 

といったコマンドが利用可能です

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DNS サービスを Windows Server 2008 の Server Core にインストールするには

> ocsetup DNS-Server-Core-Role

として DNS サービスの役割をインストールします。
これで DNS サービスはインストールが完了しますが、
DNSサーバ自身がローカルのDNSから名前解決をするようにするためには
netsh などを使ってローカルのDNSサーバを使って名前解決するように設定を変更する必要があります

> netsh int ipv4 set dns name="InternalNIC" static address="192.168.0.1"
> netsh int ipv4 add dns name="InternalNIC" address="192.168.0.2" index=2

こう指定することによって、自らのDNSサービスを使って名前解決をするようになります
また、add dns を使うことによって、名前解決に使う複数の DNS サーバを指定することも可能です

そして dnscmd を使ってセカンダリゾーンを追加するためには

> dnscmd /zoneadd newdoamin.local /Secondary 192.168.0.2

とゾーン転送してくるDNSサーバを指定し、セカンダリゾーンを構成します。
なおプライマリゾーンでは、セカンダリDNSサーバのレコードを指定しゾーン転送を許可するなどの指定が、あらかじめ必要です。

DNS サーバに設定されたゾーンの設定を確認したい時などは

> dnscmd /enumzones
> dnscmd /zoneinfo domain.local
> dnscmd /zoneprint domain.local

といったコマンドで、ゾーンの情報を調べることが可能です

DNSCmd の詳しい解説は、下記のサイトも参考にしてみてください
http://support.microsoft.com/kb/286041/ja
http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc756116.aspx
http://www.microsoft.com/japan/technet/windowsserver/2008/library/e7f31cb5-a426-4e25-b714-88712b8defd5.mspx?mfr=true

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Server Core としてインストールした Windows Server 2008 に
IPv4 および IPv6 のアドレスを設定する場合は、netsh コマンドを利用します

> netsh int set int name="ローカル エリア接続" newname="InternalNIC"
> netsh int ipv4 set add name="InternalNIC" static address="192.168.0.10" mask="255.255.255.0" gateway="192.168.0.1" gwmetric=0
> netsh int ipv4 set dns name="InternalNIC" static 192.168.0.2
> netsh int ipv6 set add int="InternalNIC" 2008:380:e07:8d:1000::c0a8:8012
> netsh int ipv6 set add int="InternalNIC" fe80::192.168.0.10

IPv4 アドレスはもちろん、IPv6 アドレスも指定できます。
また IPv6 アドレスの場合は、各種の IPv6 アドレス表記法 (IPv4 射影アドレス等) も利用ができます

これらの設定を確認する場合には

> netsh int ipv4 show conf
> netsh int ipv6 show add

というコマンドで確認が可能です

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Windows Server 2008 - Server Core をリモートから管理するには、
リモートデスクトップでつなぐ、WinRM を使う、MMC等でサービスをリモート管理などになりますが、
もうちょっとお手軽にローカルで操作しているかのようにリモートから接続する方法があります

まずはリモートデスクトップを有効化するところから始まります
Server Core のコンソールで ScRegEdit.wsf スクリプトを /AR オプションで実行し
リモートデスクトップを有効にします

> cd \Windows\System32
> cscript SCregEdit.wsf /ar 0

さらにそのままだと、コンピュータ名の接続ができず、ping にも応答しないため
ファイアウォールのルールでポートを開き、少しセキュリティレベルを落としてしまいます

> netsh advfi fi set rule name="ファイルとプリンタの共有 (NB 名受信)" new enable=yes
> netsh advfi fi set rule name="ファイルとプリンタの共有 (エコー要求 - ICMPv4 受信)" new enable=yes
> netsh advfi fi set rule name="ファイルとプリンタの共有 (エコー要求 - ICMPv6 受信)" new enable=yes

これでほかのマシンからコンピュータ名で ping にも応答するようになったと思います

あとは RemoteApp を許可するレジストリエントリを Server Core マシンに追加します
コンソールで Notepad RemoteApp.reg などと入力してレジストリ登録ファイルを作成します
メモ帳が立ちあがったら下記のように登録するレジストリエントリを入力します

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Terminal Server\TsAppAllowList\Applications\cmd]
"CommandLineSetting"=dword:00000000
"RequiredCommandLine"=""
"IconIndex"=dword:00000000
"IconPath"="c:\\Windows\\System32\\cmd.exe"
"Path"="c:\\Windows\\System32\\cmd.exe"
"VPath"=""
"ShowInTSWA"=dword:00000001
"Name"="cmd.exe"

入力が終わり保存したら、コンソールで RemoteApp.reg を実行して、レジストリを登録します。
RegEdit を起動して確かめると、ちゃんとエントリが登録されています。

以上でサーバ側の設定は終了です。

残るは RemoteApp を使ってリモートから管理をしたいクライアントに接続用の設定ファイルを作るだけです。
クライアント上でメモ帳をなどを使って .rdp ファイルを作成します。

full address:s:[SERVERNAME]
server port:i:3389
alternate shell:s:||cmd
remoteapplicationmode:i:1
remoteapplicationprogram:s:||cmd
remoteapplicationname:s:cmd.exe
remoteapplicationcmdline:s:

これをテキストで .rdp ファイルとして保存をして実行すれば、
RemoteApp が起動して認証情報を入力が完了すると、
Server Core のコンソールがクライアント側に表示されます。

いかがでしょうか。Server Core を管理するときに、リモートデスクトップをベースにリモートから構成ができるようになります。
MMC や WinRM も便利ではありますが、サーバの手元でコンソールを動かしている状態がそのまま使えるというのも、なかなか便利じゃないかと思います。

ちなみにこの記事は、安納さんの記事をかなり参考にしました。ありがとうございます。
http://blogs.technet.com/junichia/archive/2008/04/14/windows-server-2008-server-core-remoteapp.aspx

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Web Server および Web Site のパフォーマンスをはかるときに
大量の負荷をかけるロードテストなどは一般的かと思います

しかし実際の Web Site 閲覧のパフォーマンスはそれだけでは決まりません
さまざまなイメージやスタイルシート、スクリプトファイルなどの読み込みによって
ユーザの体感時間が大きく変わってきます

それを分析する HttpWatch がかなり強力なツールとして使えます
これはブラウザにプラグインするツールなのですが、なんとミリセカンド単位で
各オブジェクトのロードタイムなどを計測して極めてわかりやすいインターフェースで
リアルタイムに表示してくれます

操作はとてつもなく簡単で、レコードボタンを押して対象のページを開くだけです
ひとつのページだけでなく複数のページも、ページを移動しながら一度に計測可能
そしてまさかの HTTPS 対応

どんなファイルがロードされているのか、そのファイルをロードする待ち時間の内訳はどんなものだったのか、
さらにはデバッグ等にも役に立つヘッダ情報の一覧や、gzip 圧縮の確認などもできる ストリーム の情報など
ありとあらゆる情報を一度に集められます

そして小技が効いているのがレポートの保存機能で
計測したデータをcsvなどに保存できるだけでなく
ログファイルとしてあとから HttpWatch で再表示できるようにしたり
Excel に見習ってほしいくらいの見やすい印刷機能まであったりします

Web 開発をする方には必携のツールではないでしょうか

HttpWatch
http://www.httpwatch.com/

 

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IIJ が Internet Infrastructure Review というフリーの冊子/PDFを定期的に刊行するそうです

すでに Vol.001 が公開されています。
ここでは DDoS や spam に関する話題のほか、
MD5 に代わる新しいハッシュ関数 MD6 についての情報も掲載されていました。

なかなか濃い内容が詰まっている媒体で、今後が期待されます。
こちらは PDF でダウンロードできるほか、冊子での送付もしていただけるようです。

IIJ Internet Infrastructure Review
http://www.iij.ad.jp/development/iir/

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Microsoft Network Monitor v3.0 が少し前から公開されているのですが
リリースコードに Vista 限定の利用期間制限コードが混入していたとのことで
その混入した利用期間制限コードを外した新しいビルドを公開したとのことです

再リリース前のパッケージですと2007年4月で利用できなくなるそうです
なおこの間違って混入した制限コードは Vista 上でのみ発動されるとのこと

http://blogs.technet.com/netmon/default.aspx
http://bbs.hotfix.jp/ShowPost.aspx?PostID=6208

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ORDB.org 終了

2006-12-19

SPAM対策のRBL (Realtime Blocking List) を提供していた ORDB.org が活動を終了したそうです
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0612/19/news056.html

老舗だけにあちこちのSMTPサーバで利用していると思いますが
すでに2006/12/18にRBLのDNSも停止しているとのこと

ORDBを利用していた方はサーバの設定を見直しましょう

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SMB 2.0 Pipelining

2006-11-25

Windows Vista での SMB 2.0 に Pipelining が導入されて
SMBベースのファイル共有などが高速化されているということで
Pipeline の詳しいドキュメントがないか探してみました

その結果...全然ありません...

一部SMBにふれられたドキュメントとして
Vista beta 2 ベースのWinHEC 2006 プレゼンファイルがありました

SMB 1.0 に比べて SMB 2.0 は利用できるネットワーク帯域を
かなり使い切れるようになってるということです

Vista と Longhorn Server ベースのネットワークなら
ファイル共有もかなり快適になるかもしれません

Windows Enterprise Storage Directions
http://download.microsoft.com/download/5/b/9/5b97017b-e28a-4bae-ba48-174cf47d23cd/SER112_WH06.PPT

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ISA Server 向けの DNSキャッシュ 管理ツールが公開されていました

このツールを使うと ISA Server 上の DNS キャッシュ状態を表示したり
キャッシュされているエントリを削除したりすることができるようです

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=1B46838D-1674-4D6D-9974-0E5E80E77045&mg_id=10046&displaylang=en

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Xbox 360 を ISA Server 2004 の内側で使おうとすると
UPnP に ISA Server 2004 が対応していないので
自分でフィルタルールを書いておかないといけません

パケットキャプチャなどして自分で解析していたのですが
Xbox の公式サイトにプロトコル情報が書いてありました...
http://www.xbox.com/en-NZ/support/xbox/live/faq/default.htm#q12

ただ日本語版の際にはどうやらない模様?

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Microsoft TechNet Japan のサイトにある The Cable Guy で
次期TCP/IPスタックのIPv6対応についての記事が掲載されていました

新しい情報が載っているのかと思ったら
すでにWindows XP SP2あたりでも使えるようなものばかり...

う~ん...もうちょいがんばっていただきたく

http://www.microsoft.com/japan/technet/community/columns/cableguy/cg1005.mspx

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いままで IPv6 アドレスを取得するには直接 APNIC へ申請するといった形だったのですが
ついに 2005年5月16日 から JPNIC でIPv6アドレス登録の受け付けが開始されたそうです

http://www.nic.ad.jp
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2005/vol258.html
http://www.nic.ad.jp/doc/jpnic-01029.html
http://www.nic.ad.jp/doc/ip-addr-ipv6-process.html
http://www.nic.ad.jp/doc/ip-addr-ipv6policy.html

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